2006年 04月 30日
年に一度の、恐怖とある意味の奇跡 |
今日ばかりはいつもと違う雰囲気に
耳を伏せ尻尾を丸めるコ
これでもかと足を突っ張って動こうとしないコ
すでに臨戦態勢のコ
・・・まれに鈍感なコも居ますけど。
ようやくメインシーズンが落ち着いてきた狂犬病のお話です。
一応、集合注射などのお知らせは 4月 に届くと思いますけど、別に4月中に絶対打たないといけないわけではなくて、単にお役所仕事が4月年度変わりで登録がされてるってだけです。
さらに言うなら、法律上 狂犬病注射は 生後3ヶ月以上の犬すべてが注射登録対象です。
けれど、生後3ヶ月に打つにしても もしそれが3月だったりしたら、4月以降に再度注射しないといけないんですよね。
ですからこういう場合、登録だけ済ませて注射だけ4月以降に受けるやり方をしたりします。
で、そもそも狂犬病注射する意味なんですけど。
一つは 犬の管理のため。
もう一つは 人間のため。
です。
犬の管理 って言うのは今どれくらいどんな犬が何処に居て誰が管理しているのかをハッキリさせることですね。
登録する事がこれに当り、「鑑札」っていう札が犬の管理されてる番号になっています。
自分たちで言う 戸籍 みたいなものでしょうか。
人間のため というのはもちろん 犬のためでもありますが 病気の予防を指します。
まんま 狂犬病の予防 ですね。
知っての通り 狂犬病は犬だけでなく人間も感染し、発病すれば死にいたる病気ですので その予防するためです.。
感染経路は基本的に感染している動物からの咬み傷などからの感染です。一部感染動物の唾液の飛沫感染もあるんですが。
でも、実際誰かが狂犬病にかかったなんて話し、聞いた事有りますか?
無いんじゃないかと思いますよ。
だって、日本では50年ほど狂犬病患者は出ていないんですから。
じゃあ、しなくてもいいんじゃないか?
そう思う人も居ると思います。
実際、
「うちのコは外に出ないし、今現在日本で発生していない病気なんでしたら注射するの可哀想だから」
と言って、注射しない方もいらっしゃいます。
では、これから先絶対に日本で狂犬病が発症する事が無いと言い切れるのでしょうか?
答えは、NO です。
なぜかといわれれば、日本以外の国・・・そこでの狂犬病発生率は決して少ないと言い切れるものではなく、日本のように発生していない国の方が極めてまれであるという事。
つまりそこから、狂犬病を持ち込まれないとは絶対言い切ることは出来ないのです。
どうやってといわれれば、
もしも、感染した人が入国したら?
もしも、感染している犬が輸入されたら?
もしも、感染源を持った生物が紛れ込んで入ってくるようなことがあったなら?
もちろん検疫等でチェックをおこなってはいますが、それが見逃す事が無いとは言い切れないはずです。
もしも。な話をするとキリがありませんが、これが現実です。
数年前、でしたでしょうか。
プレーリー・ドック(ドックとは名ばかりでネズミの仲間)
の輸入が禁止になったのも狂犬病が持ち込まれる可能性があるといったことだったはずです。
検疫にしてもきちんと正規ルートから入ってくるなら、精度信用したいです。
でもね、それ以外のルートで入ってくる事だってありえますよね?(もちろん違法で)
なにより、紛れ込んだらなんて防ぎ様はないですからね。
知らない方もいるかもしれません。
狂犬病はすべての哺乳動物に感染する病気なんですよ。
つまり、ちょろんと紛れ込んでも分からないような ネズミとかコウモリとかにも感染しますし、コウモリなんか感染源としては大きな割合を占めるとも言われているんです。
国外からの動物の接触の多い今、いつ、狂犬病が日本に入ってきてもおかしくは無い状況だといえるでしょう。
むしろ、いままで罹患している例が無いのが奇跡的なんじゃないでしょうか。
なぜ、発生してもいない病気の注射予防するかの理由、なんとなく分かっていただけたんじゃないかと思います。
いつ発生するのか分からないなら、発生する前に、発生しても感染しにくい状況を作っておこう。
な考えなんですよね。
さて、長くなってますが簡単に狂犬病予防注射についてはこんなものでしょうか?
こんな理由で予防していたんだ。というちょっとした知識になれたら嬉しいですね。
こんな話し、わざわざすることなんてあまり無いですし、狂犬病注射なんてするのが当然で理由なんてそんなに考えた事が無い事が多い気のしますしね。
というか、内容的にはもっと濃くもできるんですが、長いので・・・むしろ知っていても使いようの無いある意味専門知識なんで。
いや・・・知っておくべきなんでしょうけど途中でたぶん飽きますし。
ではそろそろ失礼しましょう。
次のマメ知識はたぶん予防がそろそろ始まってるフィラリア予防に関して・・・かな(あてにならん
耳を伏せ尻尾を丸めるコ
これでもかと足を突っ張って動こうとしないコ
すでに臨戦態勢のコ
・・・まれに鈍感なコも居ますけど。
ようやくメインシーズンが落ち着いてきた狂犬病のお話です。
一応、集合注射などのお知らせは 4月 に届くと思いますけど、別に4月中に絶対打たないといけないわけではなくて、単にお役所仕事が4月年度変わりで登録がされてるってだけです。
さらに言うなら、法律上 狂犬病注射は 生後3ヶ月以上の犬すべてが注射登録対象です。
けれど、生後3ヶ月に打つにしても もしそれが3月だったりしたら、4月以降に再度注射しないといけないんですよね。
ですからこういう場合、登録だけ済ませて注射だけ4月以降に受けるやり方をしたりします。
で、そもそも狂犬病注射する意味なんですけど。
一つは 犬の管理のため。
もう一つは 人間のため。
です。
犬の管理 って言うのは今どれくらいどんな犬が何処に居て誰が管理しているのかをハッキリさせることですね。
登録する事がこれに当り、「鑑札」っていう札が犬の管理されてる番号になっています。
自分たちで言う 戸籍 みたいなものでしょうか。
人間のため というのはもちろん 犬のためでもありますが 病気の予防を指します。
まんま 狂犬病の予防 ですね。
知っての通り 狂犬病は犬だけでなく人間も感染し、発病すれば死にいたる病気ですので その予防するためです.。
感染経路は基本的に感染している動物からの咬み傷などからの感染です。一部感染動物の唾液の飛沫感染もあるんですが。
でも、実際誰かが狂犬病にかかったなんて話し、聞いた事有りますか?
無いんじゃないかと思いますよ。
だって、日本では50年ほど狂犬病患者は出ていないんですから。
じゃあ、しなくてもいいんじゃないか?
そう思う人も居ると思います。
実際、
「うちのコは外に出ないし、今現在日本で発生していない病気なんでしたら注射するの可哀想だから」
と言って、注射しない方もいらっしゃいます。
では、これから先絶対に日本で狂犬病が発症する事が無いと言い切れるのでしょうか?
答えは、NO です。
なぜかといわれれば、日本以外の国・・・そこでの狂犬病発生率は決して少ないと言い切れるものではなく、日本のように発生していない国の方が極めてまれであるという事。
つまりそこから、狂犬病を持ち込まれないとは絶対言い切ることは出来ないのです。
どうやってといわれれば、
もしも、感染した人が入国したら?
もしも、感染している犬が輸入されたら?
もしも、感染源を持った生物が紛れ込んで入ってくるようなことがあったなら?
もちろん検疫等でチェックをおこなってはいますが、それが見逃す事が無いとは言い切れないはずです。
もしも。な話をするとキリがありませんが、これが現実です。
数年前、でしたでしょうか。
プレーリー・ドック(ドックとは名ばかりでネズミの仲間)
の輸入が禁止になったのも狂犬病が持ち込まれる可能性があるといったことだったはずです。
検疫にしてもきちんと正規ルートから入ってくるなら、精度信用したいです。
でもね、それ以外のルートで入ってくる事だってありえますよね?(もちろん違法で)
なにより、紛れ込んだらなんて防ぎ様はないですからね。
知らない方もいるかもしれません。
狂犬病はすべての哺乳動物に感染する病気なんですよ。
つまり、ちょろんと紛れ込んでも分からないような ネズミとかコウモリとかにも感染しますし、コウモリなんか感染源としては大きな割合を占めるとも言われているんです。
国外からの動物の接触の多い今、いつ、狂犬病が日本に入ってきてもおかしくは無い状況だといえるでしょう。
むしろ、いままで罹患している例が無いのが奇跡的なんじゃないでしょうか。
なぜ、発生してもいない病気の注射予防するかの理由、なんとなく分かっていただけたんじゃないかと思います。
いつ発生するのか分からないなら、発生する前に、発生しても感染しにくい状況を作っておこう。
な考えなんですよね。
さて、長くなってますが簡単に狂犬病予防注射についてはこんなものでしょうか?
こんな理由で予防していたんだ。というちょっとした知識になれたら嬉しいですね。
こんな話し、わざわざすることなんてあまり無いですし、狂犬病注射なんてするのが当然で理由なんてそんなに考えた事が無い事が多い気のしますしね。
というか、内容的にはもっと濃くもできるんですが、長いので・・・むしろ知っていても使いようの無いある意味専門知識なんで。
いや・・・知っておくべきなんでしょうけど途中でたぶん飽きますし。
ではそろそろ失礼しましょう。
次のマメ知識はたぶん予防がそろそろ始まってるフィラリア予防に関して・・・かな(あてにならん
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by sleeping-dog3
| 2006-04-30 08:35
| マメ知識?